F1ワッチ (F1watch)

Watching the Formula One from an Armchair

スキー場でF1マシンをダウンヒルさせることができるのは、長年のクルサード氏の偉業ゆえである

スキー場でF1マシンをダウンヒルさせてみたらどうなるか、やってみた……

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……という動画が、世界中のバイラルメディアで転載され、拡散されている。ステアリングを握るのは、「若すぎる」F1ドライバーとして話題になった、トロロッソのマックス・フェルスタッペンだ。もちろんその技量は素晴らしいが、しかしそれでも、長年のF1ヲチャーのみなさんは苦々しい思いでその様子を眺めておられることだろう。

というのも、レッドブルのスタント走行マンといえばデイビッド・クルサード先生が成し遂げてきた数々の偉業があってこその、今回の雪上スタント走行だからである。ぜひそういった歴史をふまえて、マックスの走りを味わっていただきたい、と誰もが思っていることだろう(思ってない?)。

クルサード先生の華麗なスタント走行といえば、個人的にいくつか思い出されるものがある。

デイビッド・クルサードは、これまで、ビルの屋上でスピンターンさせられたり世界中のあらゆる都市で超速度オーバーで市街地走行させられたり日本の野球スタジアムで走らされたりエアレースの飛行機と一緒に走らされたり、と、別にそこでF1マシン走らせなくてもいいんじゃないの、というシチュエーションが数々含まれており、プロってたいへんだなと先生に同情しなくもない。

他にも無数にあると思われるが、読者諸氏の想い出に残るスタント走行は、何だっただろうか。

さて、ここまで老兵のスタント走行の数々をふまえた上で、まだ若者のスタント走行をまだ見ていないかたは、以下でどうぞ。


Background Max Verstappen F1 Snow Demo Red Bull RB7 Hahnenkamm, Kitzbühel, 14/01/2016

レッドブルはRB7は、2011年シーズンを戦ったマシンだ。セバスチャン・ヴェッテルとマーク・ウェバーの二人によってドライブされ、コンストラクターズ・チャンピオンシップを獲得した名車である。……ま、雪の上で走らせれば、そんなサーキット上でのコンマ数秒の優位さなんてほとんど関係がない。

レッドブルも「ここまでやらせても、F1ドライバーはなんとかするだろう」というモノサシを、あくまでもクルサード先生で測ってきたがゆえに、「じゃ、スキー場でダウンヒルさせてみるか」ということになっただろうから、もし何かあったときのクルサード先生の責任は重い(ジョークですよ)。

さて今年初頭、2016年シーズンから英BBC(公営放送)から、英チャンネル4(民放)へと移籍を発表したデイヴィッド・クルサードだが(参考:クルサード、チャンネル4の解説者に就任 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb))、まだまだ若いものには負けられない? いやいや……これからはマックス・フェルスタッペンの時代になるのだろうか。当F1ワッチが少しのあいだ目を離しているあいだに、こんなことになっていたとは。この役割交代は、長年の先生ヲチャーなら見逃せない。むしろ見過ごせないと書くべきだろうか。

(C) 動画出典:Background Max Verstappen F1 Snow Demo Red Bull RB7 Hahnenkamm, Kitzbühel, 14/01/2016

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