F1ワッチ (F1watch)

Watching the Formula One from an Armchair

元ウィリアムズのエンジニアが電動自転車をブロンプトン社で開発中

電動アシスト自転車は日本では各社が開発と販売に力をいれているが、世界的に見るとまだ普及しているとはいえない乗り物である。しかもそれが「折りたたみ自転車」であれば、なおさらだ。

Brompton-dag
(CC) Brompton-dag by Henrik Gustafsson, on Flickr

英国のブロンプトン社が、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングの元エンジニアたちと共同で、電動アシスト自転車を開発している、というニュースを、英インディペンデント紙が伝えている(Formula one motorsport engineers developing electric folding bicycle - News - Gadgets and Tech - The Independent)。

ブロンプトン社の技術者ウィル・カーレイスミス(Will Carleysmith)によると、同社が電動アシスト自転車(electric pedal assist)を開発していることは、公然の秘密だという。

“The release date has yet to be finalised, but good progress has been made, the bicycle will be ready when it’s ready,” Brompton said. “The product, like all previous Brompton bicycles will be developed and manufactured in London.” (Formula one motorsport engineers developing electric folding bicycle - News - Gadgets and Tech - The Independent

また、ブロンプトン社のある広報担当者は、「発売日はまだ決まっていないが、開発が進んでいるので、完成すればすぐに発売するだろう」とコメントしたという。電動アシストつきの折りたたみ自転車も、他のブロンプトン社の自転車と同じように、ロンドンで生産されるということだ。

それにしても、ウィリアムズはすごい。フォーミュラEのバッテリーでも大活躍だったが、F1のKERS技術導入を機に電気エネルギ方面で多角化した戦略がズバリとハマっている(関連記事:ウィリアムズのリチウムイオンバッテリー技術がフォーミュラEを加速する - F1ワッチ (F1watch))。

マクラーレンが英国を代表する製造業として英国政府によって紹介され、キャメロン首相がロン・デニスに握手をもとめにくる時代だが、ウィリアムズはまったく別の路線でしっかりと社会に根づこうとしている。ブロンプトン社も、キャメロン首相が訪日した際の、日本の首相へのプレゼント品としてその折りたたみ自転車が贈られたこともある(参考:キャメロン首相から野田総理へのプレゼント | BROMPTON JUNCTION KOBE blog)。どれも英国の一流企業ということだろう。

良い意味で「レース屋」の時代は遠くなった……。

(CC) 画像出典:Brompton-dag | Flickr - Photo Sharing!

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