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F1ワッチ (F1watch)

Watching the Formula One from an Armchair

ついにYouTubeに「F1公式チャネル」が開設される見込み……らしい

ついにF1が公式にYouTubeに進出するようだ。遅すぎる船出という気がするが、それでも船を出さないよりはずっといい。2015年の楽しみなニュースのひとつである。

Myself

YouTubeへの公式進出は既に2014年12月12日付けの『フォーブス』誌で明らかにされている(McLaren F1 Team Has Been Sold Says Ecclestone)。さらにこの件を「F1界における2015年の見通し」のひとつとして書き記していたのが、F1 Broadcasting Blog である(Looking ahead to 2015 | The F1 Broadcasting Blog)。

その12月の『フォーブス』の記事では、バーニー・エクレストンと、FOMのデジタルメディアマネージャを務めているメリッサ・ペースが、ジャーナリストであるクリスチャン・シルト(またか……)のインタビューに答えている。

マリッサ・ペースによると、F1はソーシャルメディアの活用に向けて大きく舵を切ったところだという。まず、2014年のシンガポールGPからTwitter上で「@F1」アカウントを通じて情報発信を開始したという。

Marissa Pace (Formula One Management Digital Media Manager): We are rebuilding Formula1.com and from Singapore onwards you may have noticed we have taken a more active role in social media so, starting with Twitter, we started in Singapore carrying on through to Youtube in the future and eventually Facebook when we get it past the legal team. (McLaren F1 Team Has Been Sold Says Ecclestone

さらにFOMの法務チームがOKを出し次第、YouTubeとFacebookに対しても将来的にはコンテンツを提供していく予定である、とペースはシルトに対して語っている。

しかしながら「YouTubeではレースの動画を見ることができるようになりますか(Will Youtube have clips from races?)」という質問に対して、バーニーは短く一言で「見られない」と答えている。

Bernie Ecclestone: No. (McLaren F1 Team Has Been Sold Says Ecclestone

じゃあいったいどんなものが見られるようになるんですか、という質問に対して、ペースとバーニーのそれぞれの答えが以下の通りである。

Marissa Pace: What we currently have on the app in terms of video content is the behind the scenes stuff so the interviews in the drivers’ pen, that kind of extra content.

――マリッサ・ペース「私たちが今、スマートフォン用のアプリで提供しているコンテンツのなかで、動画に関わるものです。これまで国際映像で流されなかったもの、たとえばドライバーの囲み取材(おそらく公式セッションの終了後にドライバーが義務的に滞在することを要求されるインタビュー用のスペース(the drivers’ pen[ここでのpenは檻の意])での動画だと思われる)は、エクストラ・コンテンツにぴったりです。

Bernie Ecclestone: What we should do is you guys when you interview somebody we should really film that and put it up on Youtube because that’s something that doesn’t hurt anybody and it’s good and interesting because it’s instant,

――バーニー・エクレストン「私たちがすべきことは、君たちジャーナリストが誰かにインタビューしている模様を撮影し、それをYouTubeで公開することだ。それなら誰を傷つけることもないし、おもしろいし、なにより手軽だ。

……と、同記事「McLaren F1 Team Has Been Sold Says Ecclestone」の中で、述べている。どうも両者からの回答に、ひとりのF1ファンとして沸き立つものがないというか、「ふーん」というリアクションを返したくもなったのだが、まあそれはこの際、個人的な感情として脇に置いておくことにしよう。

しかし「ふーん」と思ったのは、僕だけではなかったようだ。

この『フォーブス』での件について、F1 Broadcasting Blog が指摘しているのは、「わずか8名しか、ソーシャルメディアに関わる部署で働いている人間がいない」ということが明らかになったことだという(Official F1 feeds heading to YouTube and Facebook | The F1 Broadcasting Blog)。

An interesting line from the piece is that their social media team only has eight people. I would assume that does not include the people developing the app and the website, otherwise that would be an extremely small group of people. As I’ve said before, it is good again to see FOM heading in the right direction with social media, and this is just further evidence. Whether they are moving as quickly as some people would like, that is up for debate… (Official F1 feeds heading to YouTube and Facebook | The F1 Broadcasting Blog

もちろんその8名のなかにはアプリやウェブを開発している人々は含まれていないと想定されるが、それにしたって、F1という巨大なエンターテイメント・ビジネスのなかで新しいソーシャルメディアに取り組んでいるチームが「8名」というのは少なすぎるのではないか、というのである。

確かにその通り。しかし、やはり F1 Broadcasting Blog も「少なくとも正しい方向へ進もうとしている」ことは評価しているようだ。当F1ワッチとしても同意見。いったいどんな魅力的で、思わずシェアしたくなるような動画がYouTubeにFOM公式にリリースされるのか、楽しみに待つとしよう……

(CC) 画像出典:Myself | Flickr - Photo Sharing!

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