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F1ワッチ (F1watch)

Watching the Formula One from an Armchair

ソーシャルメディアを活用するトップアスリート:F1ドライバーの場合

フェルナンド・アロンソ ルイス・ハミルトン NASCAR ソーシャルメディア

F1ドライバーはTwitterやFacebookを積極的に利用して、ファンと交流すべきなのだろうか。世界的にみて、他のスポーツの有名選手はどのようにソーシャルメディアを利用しているのだろうか、それとも活用していないのだろうか。

現在、主にインターネットの普及によってF1中継の視聴スタイルが変わりつつある(参考:英国のF1中継の視聴者数は激増しているように見えて、実際には劇的に減少している - F1ワッチ (f1watch))と言われており、もちろんファンの「F1離れ」の傾向も指摘されている。そんな中で、ソーシャルメディアはファンをスポーツにつなぎ止める鍵になるかもしれない。

しかし、実際の利用状況はどうだろう。米誌『フォーブス』のカート・バーデンハウゼンが、年収順にトップ100人のアスリートを並べ、それぞれが何人のファン(フォロワー)をソーシャルメディア上で有しているのかを調べ、視覚化しながら比較している。果たしてその中に何人のF1ドライバーが入っているのだろうか……?

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Cristiano Ronaldo Leads The Biggest Athletes On Social Media

(Quoted from Forbes)

Soccer is the world’s sport and the 12 soccer players with a social media presence reflect that. Those 12 collectively have 337 million fans compared to 312 million for athletes in the top 100 across all other sports.

サッカーは世界的なスポーツであり、12人のサッカー選手がランクインしている。この12人だけで3億3700万人のファンがいる。サッカー以外のスポーツ選手のファン数の合計は3億1200万人であることに比べると、サッカーの人気がよくわかる。

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[フルサイズの図は引用元のフォーブズの記事で確認できる

Soccer players have the three largest followings on social media and five of the top six.

上記の図を見ればわかるように、サッカー選手が、ソーシャルメディアにおいて3大人気を誇っており、上位6位のうち5人を占めている。

[....] if an athlete’s social media presence is any indication of its reach, baseball and football stars have a long way to go before they are global athletes.

もしソーシャルメディア上でのアスリートの人気をそのスポーツがどこまで浸透しているかの指標とするならば、[アメリカでは圧倒的な人気を誇っている]野球とアメリカンフットボールの選手たちだが、まだまだ世界的なアスリートとは言えない。

There are 16 athletes within the top 100 that are not on Facebook or Twitter.

トップ100の中には、フェイスブックもツイッターも利用していないアスリートが16人いる。

以上、『フォーブス』からバーデンハウゼンによる記事を紹介した。

さてこの記事ではモータースポーツ界(上の表では紫色の Racing に該当する)のアスリートには言及がなかったので、ここで独自に解説を試みてみよう。

年収トップ100にランクインしたドライバーは6名で、そのうち5名がソーシャルメディアを利用している。

ドライバー6人のなかで最高額の年収を得ているのはルイス・ハミルトン(年収19位)で、彼は400万人のファンを抱えている。フェルナンド・アロンソ(年収21位)は300万人となっている。続くのはNASCARのデイル・アーンハート・ジュニア(年収28位)で、300万人。そしてやはりNASCARのジミー・ジョンソン(年収42位)が200万人。そして年収83位にランキングされているセバスチャン・ベッテルはソーシャルメディアを利用していない。最後はやはりNASCARのジェフ・ゴードン(年収86位)で、100万人となっている。

サッカーのクリスティアーノ・ロナウド(年収2位)が、たったひとりで1億1000万人を集めていることを考えると、モータースポーツの世界的な浸透度はまだまだ低いと言えるかもしれない。

なかなかおもしろい統計だった。

ちなみにF1ドライバーだけに限定し、さらにTwitterだけで計測したものが、かつて『F1 Fanatics』に掲載されていた(参考:Twitter / f1fanatic_co_uk: Star power: Top @NASCAR driver ...)。

(C) 記事出典:Cristiano Ronaldo Leads The Biggest Athletes On Social Media - Forbes

(CC) 写真出典:F1ワッチ