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ロブ・スメドレー「ウィリアムズはチャンスを逃していない」

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2014年、ロブ・スメドレーはフェラーリからウィリアムズに移籍したが、彼は昨年まではマッサの担当エンジニアを務め、ピットウォールの有名人だった。英オートスポーツ誌の記者ベン・アンダーソンは、そんな彼にインタビューし、シーズン序盤戦を終えたウィリアムズ・チームについての記事を書いた(Rob Smedley denies Williams F1 team has missed its big 2014 chance - F1 news - AUTOSPORT.com)。

アンダーソンの取材は、少々意地悪な質問も含むものだったようだが、スメドレーはウィリアムズについて一貫してポジティブなコメントを貫いている。また、彼の現在の仕事はマッサ担当エンジニアではなく、より上位の地位を得て、マシン・パフォーマンス(Vehicle Performance)の改善に取り組む責任者を務めていることも説明されている。この記事は、現在の彼を理解するのに役立つだろう。

Felipe Massa in Malaysia

序盤戦を終えて、ウィリアムズ・チームにどうしてもつきまとう疑問は、彼らは最大のチャンスを逃してしまったのではないかということだ。

This has led to questions about the squad missing a golden opportunity to score well before rival teams with bigger budgets begin to make serious strides in F1's development race.

ウィリアムズは、予算規模で彼らを上回るライバルチームたちに勝るポイントを獲得できなかったし、F1の開発競争で大きなリードを築くこともできなかった。彼らは大きなチャンスを逸したのではないだろうか。

But former Ferrari engineer Smedley, who became the new head of vehicle performance at Williams at the start of April, reckons Williams will continue to be a serious contender as the season wears on.

しかし元フェラーリのエンジニアであるロブ・スメドレーは、そう考えていない。彼はウィリアムズでは2014年4月からマシン・パフォーマンスの改善部門の責任者を新たに務めている。彼は、シーズンが進んでいっても、ウィリアムズは競争力を維持できると考えている。

"The question that was asked to me a couple of weeks back was 'are you disappointed you haven't been able to capitalise on having a quick car?'

「私たちがこの数週間、ずっと受け続けてきた質問だ。『速いマシンを生かすことができなくて、失望していませんか?』と」

"I don't think we've particularly not capitalised on the car we have. I think we have done a reasonable job.

「私は、我々がマシンをとりわけうまく利用できなかったとは考えていない。私が思うに、我々はやれるべきことはしっかりやったと思う」

"It is not a perfect job, and I am not going to sit here and say we've done a perfect job, but who has done a perfect job?

「もちろん完璧ではない。私はここに座って、我々は完璧な仕事をしてきたと言うつもりはない。完璧な仕事なんてできる人間はいない」

Smedley's new role is focused on improving the relationship between the factory and race teams at Williams, in terms of car development, and he is convinced the squad has everything it needs to return to the pinnacle of F1.

ウィリアムズにおけるロブ・スメドレーの新しい役割は、マシンを開発していくために、ファクトリーとレースチームのあいだの関係を改善することだ。そして彼はウィリアムズが再びF1のトップに登り詰めるために必要なものを全て持っていると確信している。

"As at Ferrari, there's a real will to win here - the people here are ready to fight as a team," Smedley added.

「フェラーリと同様に、ここでも勝つことが真の望みだ。ウィリアムズは、チームとして戦う準備ができている」とスメドレーは付け加えた。

序盤戦のウィリアムズの最高位は、初戦オーストラリアGPにおけるボッタスの5位で、それ以降は7位が3戦連続で続いた(それぞれ、マッサ、マッサ、ボッタス)。冬のテストのあいだの高評価に鑑みると、物足りない気もするが、スメドレーは「やるべきことはきちんとやった(reasonable)」と評価しているようだ。

ロブ・スメドレーは、まるでマッサを追いかけてウィリアムズに移籍したかのようだったが、彼の新しい仕事内容は「マッサ担当ではない」ということ以外は、いまいち把握できていなかった。この記事でも、それは依然として漠然とはしているが、少なくともウィリアムズのマシン・パフォーマンスの改善を監督する立場にあり、開発を進めるファクトリーチームと、レースに帯同して世界を転戦するレースチームのあいだに立ち、中間管理をするような仕事であることが読み取れる。

個人的にウィリアムズは好きなチームであり、今年のマシンのマルティニ・カラーは精悍で美しいので、さらに活躍して欲しいと思っているが……。

(C) 記事出典:Rob Smedley denies Williams F1 team has missed its big 2014 chance - F1 news - AUTOSPORT.com

(CC) 画像出典:Felipe Massa in Malaysia | Flickr - Photo Sharing!