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F1ワッチ (F1watch)

Watching the Formula One from an Armchair

Welcome back to the blog ——『F1ワッチ』を始めます

おしらせ

ブログ『F1ワッチ』を始める。

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このブログはF1について「英語圏のF1に対する視点を紹介しながら考える」場にしたいと思う。

あっというまに情報が現れては消えていくソーシャルメディア全盛の時代に、敢えて「古くさい」感じさえ漂うブログを始めるのは、それが自分のテイストに合っていると感じられるからだ。しばらくはうまくいくのかどうか、いろいろなやりかたで様子見、ということになるだろうから、「あれはジョークでした」と言えるように、こっそりと、最初の記事をエイプリル・フールに設定してみた。

最初だから、私的なことを書く。

長年(といっても、せいぜい7年ぐらいのことだが)F1に関するポッドキャストを配信してきた(エフワンのすくつ | F1をゆるく楽しみ続けるためのポッドキャスト by Quzy)。しかし最近、とても「古ぼけてきた」という気がしている。これは番組としての鮮度が落ちてきたということもあるだろうが、何よりも発信者である自分自身の感性が鈍ってきたということ。率直にいえば「勉強不足」がじわりじわりと効いてきて、ごまかしがきかなくなってきたということだと考えている。

この感性の「古ぼけ」問題は、ベテラン漫画家の山下和美が、あるとき担当編集者からズバリと言われた言葉として、エッセイ『数寄です!』の中に描かれている(『数寄です! 3―女漫画家東京都内に数寄屋を建てる』)。

「特に同じシリーズを長くやってると同じレベルでやってるつもりでも 何となーく古ぼけて来るんだよ」「今まで以上に努力しないと駄目なんだ これからも漫画を続けていこうと思うならね」「100本映画 観ないと 俺 山下さんと次の打ち合わせしないから」(『数寄です! 3―女漫画家東京都内に数寄屋を建てる』、76頁)

勉強し続けることで、センス(taste)は鍛えることができる。

当『F1ワッチ』は、もちろん新たな発信の場でもあるが、様々な優れた人たちの考えに直接触れることで、自分自身のまなざしを鍛えていくようなブログにしたいと思う。あるときは愚直に翻訳し、またあるときは自分が欲しい答えを英語ソースの中から探しだしながら……

ずっと憧れているブログがある。藤シローさんが書く『maclalala』という海外のアップル関連のニュースを紹介するブログだ(maclalala2 | 藤シローの複眼ウォッチング)。面白い記事をブログやポッドキャストから拾ってくるテイストと、「これはと思う記事をオリジナルまで遡って、要約ではなく記事そのものを紹介する」というスタイルの真摯さは、「コピペ」が氾濫する現在のウェブメディアにおいて異彩を放っている。必ず原文(英語)と訳文を併記している点もユニークである。

素晴らしいブログだ。『F1ワッチ』の目指すモデルのひとつである。

(CC) 画像出典:130725_F1_Hungaroring_4.jpg | Flickr - Photo Sharing!