F1ワッチ (F1watch)

Watching the Formula One from an Armchair

なぜ英国のEU離脱に関して、バーニー・エクレストンとロン・デニスの意見が対立するのか

英国がEUから離脱すると、F1にどんな影響があるのか? 2016年6月23日、英国で国民投票が実施された。首相のデイヴィッド・キャメロン率いる政府は、EU(ヨーロッパ連合)に残留すべきか否かの二択を国民に問うた。その結果、おおかたの予想を(ブックメーカ…

脱税と節税のはざまで、F1ドライバーたちのマネー運用術の未来は不透明だ

思わぬところでニコ・ロズベルグの名が挙がって驚いた。話題の「パナマ文書」の中に、彼の資産を管理する関連会社があったからだ(「パナマ文書」にロズベルグの契約に関する記載、独報道 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News)。 「パナマ文書(Panapa Papers…

F1タイヤの複雑な運用ルールを学びつつ、オンラインF1メディアの運営方法について語るポッドキャストを配信しました (RF1W 157 @quzy w/z @portf1 & @motocom27)

155, 156に引き続き、Quzy・ミヤケ・モトコムの三人でお送りします。今回は三部作の最後として、2016年から導入された新しいタイヤのレギュレーションが複雑すぎるが、理解しないとレースを楽しめないのではないか、という重大な問題を取り上げています。ミ…

ハースが提起するカスタマーカー問題やドライバーたちのお金をめぐる話題を語り、F1雑誌年表の最新版を公表するポッドキャストを配信しました (RF1W 156 @quzy w/z @portf1 & @motocom27)

155に引き続き、Quzy・ミヤケ・モトコムの三人でお送りします。今回はまずミヤケさんから、開幕戦から好調の新チームHaas(ハース)が、F1の根本的な問題をえぐり出そうとしているというステファン・ヨハンソンの見解を紹介。Quzyから、最近の時事ネタの「パ…

無線禁止の緩和、分配金改革、有料放送、チームアグリの体制変更について3人で語るポッドキャストを配信しました。(RF1W 155 @quzy w/z @portf1 & @motocom27)

今回は3人でニュースを持ち寄って語り合う回です。ミヤケさんからは、オーストラリアGP開幕直前の無線制限の緩和のニュースから、実はF1は試合中の選手の生の声が聞こえる貴重なスポーツなのではないか、という見解。Quzyからは、フォーミュラEでチームアグ…

おたよりを紹介しつつ、F1ヘルメットの勢力図の変化について語るポッドキャストを配信しました(RF1W 154: @quzy w/z @ralfsan)

ラルフさんをバディに迎え、ニュースではF1ドライバーのヘルメット勢力図が大きく変化しつつある現状について語りました。イタリアのスティーロ社の躍進、アロンソとボッタスのブランド変更に注目。そして、これまでいただいた番組宛おたよりを3通ご紹介:F1…

無線禁止ルールの狙い、英国のF1中継の有料化、来日するマクラーレン・ホンダのバンドーンについて語り合うポッドキャストを配信しました (RF1W 153: @quzy w/z @portf1)

かゆいところに手が届く英語F1ニュースの紹介をこなす @portF1 のミヤケさんをお招きして、@quzy と二人で気になるニュース合戦。(1) オーストラリアGPから試行された無線禁止ルール、どれだけ厳しいかみなさん知ってましたか? 無線禁止の狙いを実現できる…

F1専門誌の歴史を振り返り、F1の真の価値を問いかけるポッドキャストを配信しました(RF1W 152: @quzy w/ @motocom27)

前号に引き続き、モトコム @motocom27 さんと、グランプリトクシュウの休刊、F1速報派 vs AS+F派、GPXのデカさ、F1 Racing日本版の復活、最近の三栄書房さんのがんばり、これからのF1雑誌メディアの未来、GPDAが語るF1の真の価値とは、JJエイブラムスが語る…

開幕戦オーストラリアGPの『F1速報』を楽しく読むポッドキャストを配信しました(RF1W 151: @quzy w/ @motocom27)

オーストラリアGP号について二人が語ります。雑誌『F1速報』を新鮮な気持ちで買ってきて、@quzyと @motocom27 が読み合わせます。フジnextを契約したmotocomと、体を張ってフジ不視聴を続けるquzyの対決。誌面の個人的な読みどころ紹介から、前奏が長すぎる…

優れたF1ドライバーは、優れた語学の才能を必要とする

F1ドライバーに必要な能力とは何だろうか。 車を操る能力、技術に対する理解、ひねくれた答えとしては「お金を集める力」など、いろいろ思いつくだろうが、そこで「語学力」とまっさきに答える人はそう多くはないだろう。 オーストラリアのブリスベンのラグ…

オンラインF1中継ストリーミング計画の夢と幻、革命のXデーは何事もなく過ぎ去った件について(Re: @portf1)

2015年末にF1中継をめぐる全てが変わるという予言があった。個人向けのオンライン中継配信のスタートだ。 F1中継のしくみが変わるのなら2015年末だろうと言われていた。F1放映権の全世界63契約のうち、なんと56契約が、2015年末でいっせいに期限切れになるか…

新予選方式が楽しみになるポッドキャストを配信しました(RF1W 150: @quzy w/z @na_ta810)

2016年から導入される「イス取りゲーム」タイプの新予選方式について語っています。今回はバディに「あばれ!らじおっさん!」MCのチャンナカさん(@na_ta810, すくつネームはナカさん)を迎えて、過去から現在まで、予選方式の歴史にも言及。二人とも新予選…

鈴鹿F1の席選びについて語るポッドキャストを配信しました (RF1W 149: @quzy w/z @motocom27)

今回はバディにmotocomさん(@motocom27)を迎え、発売になった2016年F1日本GPのチケットのお話をしてみました。後半は「エフワンのすくつ」から「Radio.F1watch」への転換と今後の展開について、ガーデニング休暇を挟んだ心境から語りあっています。 iTunes…

チャンドック、英チャンネル4のピットレポーターになる

英Channel 4 の新しいF1中継の布陣が明らかになった。初めてF1放映権を手に入れたイギリスの民放局が、2016年からどうやってこのスポーツに取り組むのか。どうやらファンへの「過剰接待」モードで臨むようだ。 2016年1月ごろ、英Channel 4の新しい放送スタッ…

F1イングリッシュ(2) "halo"

F1をワッチするために必要な英語を的確にレクチャー。F1にちなんだナマの例文で、あなたもどんどんひねくれた英語が話せるようになる(かもしれない)。 今日のお題: halo [名詞]

F1中継のテーマ曲に呪われているのは、ファンかメディアか?

英BBCがF1中継を辞めた。新たに放映権を手に入れたのが英Channel 4だ。 英BBCは英国放送協会(British Broadcasting Corporation)という公営放送局で、企業としては日本のNHKとよく似ている(というかNHKがBBCを参考にしたのだろう)。英Channnel 4 は文字…

交通タイムス社がmotorsports.comの株式の49%を取得、日本語展開へ

赤井邦彦を責任者に、motorsports.comが4月から日本語でニュースを配信する。 Business Wireによると、日本の交通タイムス社が、motorsports.comの株式の49%を取得したという(Leading Japanese Digital Media Company Kotsu Times Sha Co. to Invest in Mot…

シャンパンがF1ブランド崩壊の「呼び水」となるか?

シャンパンのMumm(マム)が、F1から撤退した。 表彰台でばらまかれるアルコールを提供することに、どれだけの価値があるのだろう? F1はそれにかなり高い価値があると考えたが、MUMM側はそこまでの価値はないと考えたようだ。その結果、シャンパン・ファイ…

ホンダの定年が60歳なのは本当だが、新井氏は定年退職できないだろう

新井康久がホンダF1総責任者を退く。 しかも新井の退任は「定年退職」が理由だとされている(【ホンダF1】定年退職 新井康久F1総責任者は交代-TopNews F1)。この理由は想定外だが、英国メディアにおける新井が「更迭されるのではないか」という予想が夏過ぎ…

マノーに解雇されてからマノーに雇われたスティーブンス

マノーに愛された男、その名はウィル・スティーブンス。 ウィル・スティーブンスがマノー・マルシャのシートを2015年限りで喪失したことはやや旧聞に属するが、最新のニュースによれば、この英国人の青年は、2016年はマノー・モータースポーツのシートを得て…

肩の力を抜いたポッドキャスト、始めました。 [RF1W 148: @quzy]

http://rss.sukutsu.org/wp-content/uploads/2016/03/radiof1watch_001.mp3 1年間のガーデニング休暇を満喫した@quzyが、完全有料化されたフジテレビのF1中継について語っています。

スキー場でF1マシンをダウンヒルさせることができるのは、長年のクルサード氏の偉業ゆえである

スキー場でF1マシンをダウンヒルさせてみたらどうなるか、やってみた…… ……という動画が、世界中のバイラルメディアで転載され、拡散されている。ステアリングを握るのは、「若すぎる」F1ドライバーとして話題になった、トロロッソのマックス・フェルスタッペ…

F1イングリッシュ(1) "bribery"

F1をワッチするために必要な英語を的確にレクチャー。F1にちなんだナマの例文で、あなたもどんどんひねくれた英語が話せるようになる(かもしれない)。 今日のお題: bribery [名詞] Tribute to the Champions, Abu Dhabi by Cynthia, on Flickr

バック・トゥ・ザ・フューチャー?……アロンソとバトンのフラストレーション

マクラーレン・ホンダ、とりわけフェルナンド・アロンソの苦悩が伝えられている。先日のカナダGPではチームからの燃費走行の指示を拒否したことが話題となった(燃料セーブを拒否したアロンソ | ESPN F1)。 McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ) F1 MP4-3…

F1の危険性と安全性は両立可能なのか——ライコネンの「本音」とFIAの「建前」

フェラーリのキミ・ライコネンが「F1はもうちょっとだけ危険であるべきだ」と発言したことが話題になっている(「もっと速くもっと危険なF1に」とライコネン - オートスポーツweb)。発言の相手は元F1ドライバーのジャン・アレジで、フランスのTV局「Canal+…

サー・パトリックの誕生(おめでとう!)

パトリック・ヘッドが今年の女王誕生日に、ナイトに叙せられることになった。英『ガーディアン』紙のリストを眺めていてお茶を吹いたところである(Queen's birthday honours list 2015: Knights | UK news | The Guardian)。 BGP09 055 by Paul Williams, …

本当にF1は「腐敗」していないのか——FIFA(フットボール)を笑えない

裏金がたった184億円!? と、ニュースの見出しを見て思ったなら、それはF1ワッチャーの金銭感覚が正しく麻痺している証拠だろう。現在、FIFA(国際サッカー連盟)めぐる約184億円の「裏金」発覚をきっかけとして、グローバルなスポーツであるフットボール内部…

ホンダ第二期の現場からの貴重な証言:野口義修『F1ビジネス戦記:ホンダ「最強」時代の真実』(2015年)

これもマクラーレン・ホンダ効果なのだろうか。書店に『F1ビジネス戦記』と題された新書の新刊が並んでいたので買ってみた。 著者の野口義修は現在は定年退職したが元ホンダ社員で、特に1988〜92年まで英国に駐在し、マクラーレンとの渉外にあたっていたとい…

元ウィリアムズのエンジニアが電動自転車をブロンプトン社で開発中

電動アシスト自転車は日本では各社が開発と販売に力をいれているが、世界的に見るとまだ普及しているとはいえない乗り物である。しかもそれが「折りたたみ自転車」であれば、なおさらだ。 (CC) Brompton-dag by Henrik Gustafsson, on Flickr 英国のブロンプ…

フォーミュラEの最終戦、英国のロンドン開催が確定

フォーミュラE選手権の最終戦が、ロンドンで開催されることが確定した。それも、第10戦と第11戦(最終戦)を2日連続で開催するという。7月最終週、初夏のロンドンという絶好のタイミングで、しかもダブルヘッダーだ。 (CC) St Paul's Cathedral Pinnacle and…